尿道炎とは、おしっこ(尿)の通り道である尿道に、病原菌が感染し、炎症が引き起こされる病気です。主に性行為により感染するクラミジアや淋菌などが原因菌のことが多いですが、 尿道炎=必ずしも性感染症(STI:Sexually Transmitted セックス 尿道. 尿道炎は男性に多く、以前は性風俗店の利用などで感染する場合が多いといわれていましたが、最近は身近なところでの無症状の感染者も増えており、幅広い年齢層、患者層で感染が確認されています。 女性は男性と比較すると尿道が短く、女性の場合、尿道炎は膀胱炎と同時に発症するため、尿道炎のみでは診断されません。また、性行為を介した感染の場合、女性では子宮頸管炎として診断されるケースが多くなります。 潜伏期間は、淋菌感染の場合2~7日間で比較的早く症状が現れます。クラミジア感染の場合1〜3週間で、症状がないこともあるため感染時期が分からないこともあります。 また、オーラルセックスなどでも感染することがあり、尿道の他、のど(咽頭)や眼などにも感染し炎症を起こすこともあります。. 補足 非クラミジア性非淋菌性尿道炎は、クラミジアと淋菌が検出されない尿道炎のことで、大腸菌・腸球菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマなどの細菌、ウイルス、真菌、トリコモナスなどの原虫などが原因となります。. 尿道の奥や尿の出口などさまざまです。人によっては、症状がまったく出ないケースもあります。 セックス 尿道 尿道から無色の分泌物や白色や黄色の粘り気のある膿のような分泌物がみられます。このような症状が確認できる際は泌尿器科クリニックへの受診を推奨いたします。. 性感染症は、クラミジアや淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの細菌が主な原因菌とされています。 近年では、オーラルセックスによって、病原菌が咽頭などに感染している例もあり、喉から陰部などの感染経路が多くなっています。 また、性行為等で、尿道に物理的な強い刺激がかかってしまうことで粘膜が傷つき、傷口から皮膚や粘膜の細菌が侵入し、炎症を引き起こすこともあります。. 放置していると、後々に尿道が狭くなってしまい排尿に支障がでることがあります。 尿道炎といっても性行為が原因の場合と、そうではない場合があります。 そのため、性行為歴がなくても、症状が疑われる場合は早めの受診が大切です。 また、自覚症状がなくてもパートナーが性感染症と診断された場合は、同時に感染している可能性が高いため、一度検査をすることが重要です。ご本人さまだけでなくパートナーやご家族さまの安心のためにもご検討ください。. 尿中の白血球や細菌の存在を確認します。 このとき、尿道に膿などの分泌物がみられるときには、グラム染色を行い、細菌の形を顕微鏡で確認する検査、細菌の培養検査を行うことがあります。 また、クラミジアや淋菌など一部の細菌感染が疑われる場合は、核酸増幅法と呼ばれる検査で感染を確認します。 核酸増幅法ではクラミジアなどの細菌を95%の確率で、診断することができます。. 尿道炎の治療は、主に原因菌に対する抗生物質の投与を行います。 また医師の指示に沿って水分をたくさんとってください。 抗生物質を服用しても治りがよくない場合には、抗生物質の種類を変更します。 尿検査にてクラミジアや淋菌が陽性であった場合、治療終了後に完治したかどうか再検査する必要があります。 尿道炎の予防には、感染予防のためコンドームを装着することの重要性や、オーラルセックスだけでも感染することをパートナーにも理解してもらうことが必要です。. 淋菌以外の原因菌の感染による尿道炎の総称です。代表的なものとしてクラミジア尿道炎が挙げられます。 感染から症状発症までの潜伏期間が1~3週間と長く、比較的ゆっくり発症します。 尿道の痛みは軽いか、ほとんどありませんが、軽いかゆみを覚える場合もあります。 分泌物は漿液性(薄黄色で透明)で、量もあまり多くありません。 マイコプラズマ、ウレアプラズマといった細菌感染による尿道炎もクラミジア尿道炎とほぼ同様の症状があらわれます。 膣トリコモナス原虫による尿道炎は、尿道の痛み、軽いかゆみ、膿分泌などの症状をきたす場合もありますが、一般的には無症状の場合が多いです。. 感染から約1週間以内に急性尿道炎が発症します。 淋菌性尿道炎の症状は、外尿道口からの濃厚な膿の排泄、初期尿道痛や、外尿道口の発赤・腫れなどの症状があります。クラミジア尿道炎に比較し症状が激しいのが特徴です。. 淋菌感染症は性感染症のなかでも頻度の高いものです。 男性では尿道炎、精巣上体炎、女性では子宮頸管炎などを発症します。咽頭や結膜、直腸に感染することもあります。 近年では、テトラサイクリン耐性淋菌、ニューキノロン耐性淋菌も次々に現れ、多くの抗菌薬に耐性をもつ薬が効きづらい淋菌感染症が問題となっています。. 封入体結膜炎は性感染症(性病)のひとつとして最近注目されています。 尿道炎、子宮炎症などの性器クラミジア感染症が、性行為、手指などを介して眼に感染するもので、成人では結膜炎を起こします。また、新生児が母親の産道感染を介して結膜炎を発症することもあります。 トラコーマは、急性の結膜炎症状で始まり、後期には角膜(黒眼)が混濁してしまう病気です。 かつて失明の主要な原因でしたが、現在では世界的に激減しています。. 男性がクラミジアに感染すると初期では尿道炎の症状があらわれます。 尿道炎は、膿が出たり、排尿時の痛みが生じたり、かゆみが主な症状で、性器が多少赤くなることもあります。 淋病と似ていると言われていますが、一般的には、淋病のほうが発症までの期間が早く、症状も激しいと言われています。一方、クラミジアは感染していることに気づかない場合も多く、そのまま放置してしまい、前立腺炎を引き起こし、排尿時の痛みや下腹部の痛みを呈することがあります。そして精巣上体炎なども引き起こし、精巣(睾丸)が腫れたり、発熱することもあります。. また、クラミジアと淋病は咽頭(のど)に感染することもあります。 オーラルセックス(口腔性交)やディープキスをすることによって口腔内に菌が侵入し、咽頭(のど)に感染します。淋病もクラミジア感染症も「喉の奥の痛みや風邪のような症状、扁桃腺炎等」をきたす点でも、似ている病気と言われています。 クラミジア感染症と淋病は、見た目ではどちらの病気かを判断することは難しい病気です。また、20~30%で同時に感染しているケースが見られます。実際に診断するには尿、分泌物による検査が必要です。. 尿道炎|20〜40代 若年層に多い |なりた泌尿器科・内科クリニック|千葉県流山市の泌尿器科専門医. ホーム 医院概要 診療案内 診療案内TOP. 初めての方へ 当院で可能な検査について 泌尿器科 内科 健康診断・予防接種について 特定健診 楽トレ エムセラ 自費診療. 泌尿器科でみる症状 排尿時痛 頻尿 尿もれ 血尿. 内科でみる症状 発熱 吐き気 悪心・嘔吐 立ちくらみ 肩こり 身体のむくみ 体重減少 食欲不振. 尿路の病気 尿路感染症 尿道炎 膀胱炎 腎盂腎炎 尿路結石. 内科でみる病気 風邪 かぜ 高血圧 糖尿病 生活習慣病 睡眠時無呼吸症候群. 健康診断 健康診断案内. 電話する WEB予約 アクセス. ホーム 尿路の病気 尿道炎. 尿道炎とは、おしっこ(尿)の通り道である尿道に、病原菌が感染し、炎症が引き起こされる病気です。主に性行為により感染するクラミジアや淋菌などが原因菌のことが多いですが、 尿道炎=必ずしも性感染症(STI:Sexually Transmitted Infection)であるとは限りません。 尿道炎は男性に多く、以前は性風俗店の利用などで感染する場合が多いといわれていましたが、最近は身近なところでの無症状の感染者も増えており、幅広い年齢層、患者層で感染が確認されています。 女性は男性と比較すると尿道が短く、女性の場合、尿道炎は膀胱炎と同時に発症するため、尿道炎のみでは診断されません。また、性行為を介した感染の場合、女性では子宮頸管炎として診断されるケースが多くなります。 潜伏期間は、淋菌感染の場合2~7日間で比較的早く症状が現れます。クラミジア感染の場合1〜3週間で、症状がないこともあるため感染時期が分からないこともあります。 また、オーラルセックスなどでも感染することがあり、尿道の他、のど(咽頭)や眼などにも感染し炎症を起こすこともあります。 補足 非クラミジア性非淋菌性尿道炎は、クラミジアと淋菌が検出されない尿道炎のことで、大腸菌・腸球菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマなどの細菌、ウイルス、真菌、トリコモナスなどの原虫などが原因となります。. 尿道炎は、誰にでも起こりうる病気ですが、20~40代に多いとされています。また、性行為の低年齢化により、10代でも感染が広がるケースも見られます。 このような方は、尿道炎になるリスクは高いです。 コンドーム(避妊具なし)を使用せずに性交渉を行った オーラルセックスを受けた 不特定多数の女性や男性と性行為を行った 性風俗店に行った など. 尿道炎のよく見られる症状 排尿時の違和感 かゆみ ムズムズする 痛痒い(痛みとかゆみが混在する) ヒリヒリする 排尿痛(おしっこすると痛い) 頻尿 尿道から分泌物や膿が出る などがあります。 症状を感じる部位 尿道の奥や尿の出口などさまざまです。人によっては、症状がまったく出ないケースもあります。 排尿痛も痛み方には個人差があり、尿が通過したときに焼けるような激しい痛みを感じることもあれば、鈍い痛みを感じることもあります。 尿道から無色の分泌物や白色や黄色の粘り気のある膿のような分泌物がみられます。このような症状が確認できる際は泌尿器科クリニックへの受診を推奨いたします。. 尿道炎が起こる原因は、性行為を介してパートナーから病原体がうつることで発症する「性感染症」と大腸や肛門に潜んでいる細菌が尿の出口(尿道口)から侵入して炎症が起こる「異所性感染」の2種類に分けられます。 性感染症 STI:Sexually Transmitted Infection 性感染症は、クラミジアや淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの細菌が主な原因菌とされています。 近年では、オーラルセックスによって、病原菌が咽頭などに感染している例もあり、喉から陰部などの感染経路が多くなっています。 また、性行為等で、尿道に物理的な強い刺激がかかってしまうことで粘膜が傷つき、傷口から皮膚や粘膜の細菌が侵入し、炎症を引き起こすこともあります。 異所性感染 会陰部(外陰部から肛門までの部位)の不衛生な状態が影響すると考えられています。. 尿道炎が疑われる症状、排尿時の痛みや違和感がある場合は泌尿器科受診のタイミングです。 放置していると、後々に尿道が狭くなってしまい排尿に支障がでることがあります。 尿道炎といっても性行為が原因の場合と、そうではない場合があります。 そのため、性行為歴がなくても、症状が疑われる場合は早めの受診が大切です。 また、自覚症状がなくてもパートナーが性感染症と診断された場合は、同時に感染している可能性が高いため、一度検査をすることが重要です。ご本人さまだけでなくパートナーやご家族さまの安心のためにもご検討ください。. 当院で行う検査 1. 尿検査(尿定性・尿沈渣、細菌培養検査、核酸増幅法など) 尿中の白血球や細菌の存在を確認します。 このとき、尿道に膿などの分泌物がみられるときには、グラム染色を行い、細菌の形を顕微鏡で確認する検査、細菌の培養検査を行うことがあります。 また、クラミジアや淋菌など一部の細菌感染が疑われる場合は、核酸増幅法と呼ばれる検査で感染を確認します。 核酸増幅法ではクラミジアなどの細菌を95%の確率で、診断することができます。. 男性がクラミジアに感染すると初期では尿道炎の症状があらわれます。 尿道炎は、膿が出たり、排尿時の痛みが生じたり、かゆみが主な症状で、性器が多少赤くなることもあります。 淋病と似ていると言われていますが、一般的には、淋病のほうが発症までの期間が早く、症状も激しいと言われています。一方、クラミジアは感染していることに気づかない場合も多く、そのまま放置してしまい、前立腺炎を引き起こし、排尿時の痛みや下腹部の痛みを呈することがあります。そして精巣上体炎なども引き起こし、精巣(睾丸)が腫れたり、発熱することもあります。 また、クラミジアと淋病は咽頭(のど)に感染することもあります。 オーラルセックス(口腔性交)やディープキスをすることによって口腔内に菌が侵入し、咽頭(のど)に感染します。淋病もクラミジア感染症も「喉の奥の痛みや風邪のような症状、扁桃腺炎等」をきたす点でも、似ている病気と言われています。 クラミジア感染症と淋病は、見た目ではどちらの病気かを判断することは難しい病気です。また、20~30%で同時に感染しているケースが見られます。実際に診断するには尿、分泌物による検査が必要です。 そのため、体にこのような異変があらわれ、性病と疑われる症状がある場合は、受診する必要があります。. 感染者数がもっとも多い性感染症として、クラミジアが挙げられます。 クラミジアはクラミジア・トラコマティスという細菌によって生じます。 国内感染者数は40万人以上とされており、若い世代の感染率がとくに高く、性体験がある高校生に対する調査では、男性6. その他のお悩み・自費 エムセラ 特定健診 楽トレ 自費診療.
尿道炎|よつかいどう泌尿器科クリニック|排尿障害・尿路結石のご相談なら|千葉県四街道市
尿道炎について - ふじもと医院 セックス時に尿道や膣入口の細菌が膀胱内に押し込まれることは明らかですが、排尿で大部分の細菌は洗い出されます。したがって、トイレをガマンせずにどんどん尿を出して 非クラミジア非淋菌性尿道炎も性行為によって感染すると考えられています。症状は比較的軽く、排尿時の痛みや尿道からの分泌物、尿道のかゆみなどが見られ 尿道炎 (にょうどうえん)とは | 済生会尿道炎の検査についてはこちら 詳しくはこちら. マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症について詳しくはこちら 詳しくはこちら. 尿路の病気 尿路感染症 尿道炎 膀胱炎 腎盂腎炎 尿路結石. 尿道炎とは、おしっこ(尿)の通り道である尿道に、病原菌が感染し、炎症が引き起こされる病気です。主に性行為により感染するクラミジアや淋菌などが原因菌のことが多いですが、 尿道炎=必ずしも性感染症(STI:Sexually Transmitted Infection)であるとは限りません。. からだの部位から探す 脳・神経 眼 耳・鼻・のど 口・歯 心臓・血管 肺・気道 食道・胃・腸 肝臓・胆のう・膵臓 腎臓・泌尿器 生殖器 皮膚・毛・爪 筋肉・骨・関節 血液・造血器 内分泌系 全身 こころ. 感染者数がもっとも多い性感染症として、クラミジアが挙げられます。 クラミジアはクラミジア・トラコマティスという細菌によって生じます。 国内感染者数は40万人以上とされており、若い世代の感染率がとくに高く、性体験がある高校生に対する調査では、男性6.
性感染症(STI)とは?
咽頭にも菌は存在しオーラルセックスによって感染します。特に淋菌性尿道炎では、近年オーラルセックスによる感染頻度が増加しており、大きな問題となっています。 尿道炎とは、尿道 ※クラミジアも淋菌も、主に粘膜の接触によって感染しますので、通常のセックスのほか、オーラルセックス(口腔性交)でも感染します。 セックス時に尿道や膣入口の細菌が膀胱内に押し込まれることは明らかですが、排尿で大部分の細菌は洗い出されます。したがって、トイレをガマンせずにどんどん尿を出して尿は、血液の上澄み(血球成分を除いたもの)ですから栄養分が多く、細菌の繁殖には最適な場所といえます。 したがって、膀胱内に細菌が入った状態でトイレをガマンすると、細菌はネズミ算式に増えてしまうため、膀胱炎になってしまいます。. クラミジア感染症について詳しくはこちら 詳しくはこちら. 医学解説 早期発見のポイント 予防の基礎知識. この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます 頻尿 症状から探す 血尿 症状から探す 肝硬変 病名から探す 脳炎 病名から探す. 尿道炎はこんな病気 尿道炎とは、尿道に細菌などが侵入し感染を引き起こすことで発症する感染症です。女性の場合は、尿道だけが炎症を起こすことはまれであり、尿道炎とは通常男性の病気を指します。 一般的には細菌が原因ですが、真菌やウイルスなどが原因となることもあります。 尿道炎は必ずしも性病とはいえませんが、性行為感染症として発症する例が多く、原因菌によって以下に分類されます。 1. 性感染症は、クラミジアや淋菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの細菌が主な原因菌とされています。 近年では、オーラルセックスによって、病原菌が咽頭などに感染している例もあり、喉から陰部などの感染経路が多くなっています。 また、性行為等で、尿道に物理的な強い刺激がかかってしまうことで粘膜が傷つき、傷口から皮膚や粘膜の細菌が侵入し、炎症を引き起こすこともあります。. 尿道の奥や尿の出口などさまざまです。人によっては、症状がまったく出ないケースもあります。 排尿痛も痛み方には個人差があり、尿が通過したときに焼けるような激しい痛みを感じることもあれば、鈍い痛みを感じることもあります。 尿道から無色の分泌物や白色や黄色の粘り気のある膿のような分泌物がみられます。このような症状が確認できる際は泌尿器科クリニックへの受診を推奨いたします。. 膀胱炎になったら? 尿の検査を受け、医師の処方した薬をのみますが、体を暖かくし、水分を多めにとれば薬の効果は倍増して早くなおります。よくなったからといって自己判断せず、もう一度 尿の検査を受けましょう。尿検査が正常になってから さらに3~4日薬をのむと再発予防に役立ちます。. 略歴 藤田保健衛生大学医学部 卒業 公立昭和病院 東京慈恵会医科大学附属病院麻酔科 助教 北部地区医師会病院麻酔科 科長 年 MYメディカルクリニック 医師. 尿中の白血球や細菌の存在を確認します。 このとき、尿道に膿などの分泌物がみられるときには、グラム染色を行い、細菌の形を顕微鏡で確認する検査、細菌の培養検査を行うことがあります。 また、クラミジアや淋菌など一部の細菌感染が疑われる場合は、核酸増幅法と呼ばれる検査で感染を確認します。 核酸増幅法ではクラミジアなどの細菌を95%の確率で、診断することができます。. 膀胱炎にならないためには? トイレのガマンが大敵 セックス時に尿道や膣入口の細菌が膀胱内に押し込まれることは明らかですが、排尿で大部分の細菌は洗い出されます。したがって、トイレをガマンせずにどんどん尿を出してしまえば、細菌は増殖しません。また、膀胱の上皮細胞は細菌をつかまえたり、免疫酵素を出して細菌に抵抗したり、白血球を集めて細菌をやっつけるといった働きがありますが、トイレをガマンすると膀胱は拡張、充血してこの抵抗力が弱まってしまいます。 水分を多めにとって、3時間おきトイレに 女性の場合、外陰部の構造に加えて、生理、セックス、妊娠、出産が重なるわけですから、膀胱炎は宿命ともいえます。しかし、食後にお茶やお水を2、3杯飲 む、汗をかいたら水分を多めにとる、日中3時間ぐらいでトイレに行くという普通の習慣がもっとも大切なのです。なお、セックス後10分以内にトイレに行く ことも、膀胱炎を予防するうえでとても有効です。. 尿道炎は、誰にでも起こりうる病気ですが、20~40代に多いとされています。また、性行為の低年齢化により、10代でも感染が広がるケースも見られます。 このような方は、尿道炎になるリスクは高いです。 コンドーム(避妊具なし)を使用せずに性交渉を行った オーラルセックスを受けた 不特定多数の女性や男性と性行為を行った 性風俗店に行った など. 施設と拠点 40都道府県で、病院や診療所などの医療機関をはじめ、高齢者や障害者の支援、更生保護などにかかわる福祉施設を開設・運営。さらに巡回診療船「済生丸」が瀬戸内海の53島の診療活動に携わっています。. クラミジア性尿道炎 クラミジア・トラコマティスという菌が原因です。排尿時の痛みは軽く、白色の分泌物が尿道から出ることがあります。 2. 尿道が淋菌に感染することで発症する尿道炎です。淋菌性尿道炎も性行為で感染します。 クラミジア性尿道炎に比べると、潜伏期間が短く、排尿時の痛みや違和感も強くなる点が特徴です。また、クラミジア性尿道炎では白や透明な分泌物が見られますが、淋菌性尿道炎の場合は乳白色や黄色の膿が見られ、分泌量も多くなります。. クラミジアは、日本で最も多い性感染症の1つです。クラミジア・トラコマティスという菌が性行為により粘膜に感染することで発症し、クラミジアに感染すると、男性はクラミジア性尿道炎、女性はクラミジア性子宮頚管炎となります。 クラミジア性尿道炎では、排尿時に痛みや違和感を覚えるようになり、尿道からネバネバとした透明や白っぽい分泌物、膿が出てくるケースもあります。ただし、人によっては症状が見られないケースもあります。. 排尿の終り頃のなんともいえぬ嫌な痛み (終末時痛) 、トイレに行っても、いつも尿が残った感じで (残尿感) 、何回も何回もトイレに通い (頻尿) 、下腹部が気持ちが悪いといった症状の は、性生活の盛んな20~30歳代の女性にとても多い病気です。. 尿道炎|20〜40代 若年層に多い |なりた泌尿器科・内科クリニック|千葉県流山市の泌尿器科専門医. 非クラミジア非淋菌性尿道炎 大腸菌などの細菌のほか、ウイルス、トリコモナス原虫 寄生虫の一種 などが原因となることがあります。 尿道炎の症状 排尿時の痛みと尿道からの膿排出が特徴的な症状です。他に、尿道の違和感や痛みが出現することもあります。 尿道炎の検査・診断 泌尿器科専門医であれば、症状の問診と尿検査によって診断できます。原因菌を特定するには検査が必要です。尿道からの分泌物がある場合には、綿棒で分泌物を採取し、クラミジアや淋菌の検査を実施することもあります。また、出始めの尿を採取しPCR検査を行なうことで、クラミジアや淋菌を特定できます。 尿道炎の治療法 抗生物質 抗菌薬 により治療します。原因菌を特定するには数日かかるため、受診時の問診などで原因菌を推定し薬を処方します。治療により症状が消失しても、完治しているかどうかが重要です。特に性行為感染症であるクラミジア性尿道炎や淋菌性尿道炎の場合、クラミジアや淋菌が消失していることを確認する必要があります。また、パートナーを同時に治療することも重要です。 性行為感染症として発症した尿道炎では、原因菌が抗生物質に対して耐性を持っている 抗生物質が効きにくい 場合が増えており、通常の治療では治りにくいこともあります。. 健診WEB予約 お問い合わせ 外来WEB予約 LINE友だち追加. 淋菌以外の原因菌の感染による尿道炎の総称です。代表的なものとしてクラミジア尿道炎が挙げられます。 感染から症状発症までの潜伏期間が1~3週間と長く、比較的ゆっくり発症します。 尿道の痛みは軽いか、ほとんどありませんが、軽いかゆみを覚える場合もあります。 分泌物は漿液性(薄黄色で透明)で、量もあまり多くありません。 マイコプラズマ、ウレアプラズマといった細菌感染による尿道炎もクラミジア尿道炎とほぼ同様の症状があらわれます。 膣トリコモナス原虫による尿道炎は、尿道の痛み、軽いかゆみ、膿分泌などの症状をきたす場合もありますが、一般的には無症状の場合が多いです。. 尿道炎の治療は、原因菌に効果のある薬剤の投与が行われます。そのため、まずは検査で尿道炎の原因菌を特定することが大切です。クラミジア性尿道炎や非クラミジア非淋菌性尿道炎にはマクロライド系やテトラサイクリン系、ニューキノロン系の抗生物質が用いられます。また、淋菌性尿道炎の場合には、抗生物質の服薬以外に点滴、筋肉注射による治療法もあります。 昨今では、抗生物質に耐性を持つ耐性菌も増えており、症状が改善しない場合には使用する薬剤を変更しなければなりません。また、治療後は再度検査を行い、原因菌が消失しているかどうかを確認します。. 尿道炎の検査についてはこちら 詳しくはこちら. 補足 非クラミジア性非淋菌性尿道炎は、クラミジアと淋菌が検出されない尿道炎のことで、大腸菌・腸球菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマなどの細菌、ウイルス、真菌、トリコモナスなどの原虫などが原因となります。. 知る・見つける・支える ソーシャルインクルージョン シンク! 済生会共同治験ネットワーク この人 済生春秋 薬剤師が教える薬のキホン いまいみさの魔法のおりがみ 緊急特集 新型コロナ 生活の中で今、本当に知りたいこと 済生会の就労継続支援事業所で つくった商品を紹介しています 済生会保健・医療・福祉総合研究所. 当院で行う検査 1. 感染者数がもっとも多い性感染症として、クラミジアが挙げられます。 クラミジアはクラミジア・トラコマティスという細菌によって生じます。 国内感染者数は40万人以上とされており、若い世代の感染率がとくに高く、性体験がある高校生に対する調査では、男性6. パートナーが クラミジア感染症 と診断された場合には、症状がなくても泌尿器科を受診してください。. 尿道炎は男性に多く、以前は性風俗店の利用などで感染する場合が多いといわれていましたが、最近は身近なところでの無症状の感染者も増えており、幅広い年齢層、患者層で感染が確認されています。 女性は男性と比較すると尿道が短く、女性の場合、尿道炎は膀胱炎と同時に発症するため、尿道炎のみでは診断されません。また、性行為を介した感染の場合、女性では子宮頸管炎として診断されるケースが多くなります。 潜伏期間は、淋菌感染の場合2~7日間で比較的早く症状が現れます。クラミジア感染の場合1〜3週間で、症状がないこともあるため感染時期が分からないこともあります。 また、オーラルセックスなどでも感染することがあり、尿道の他、のど(咽頭)や眼などにも感染し炎症を起こすこともあります。. その他のお悩み・自費 エムセラ 特定健診 楽トレ 自費診療. 性別・年代から探す 男性に多い 女性に多い 高齢者に多い 子どもに多い. 男性がクラミジアに感染すると初期では尿道炎の症状があらわれます。 尿道炎は、膿が出たり、排尿時の痛みが生じたり、かゆみが主な症状で、性器が多少赤くなることもあります。 淋病と似ていると言われていますが、一般的には、淋病のほうが発症までの期間が早く、症状も激しいと言われています。一方、クラミジアは感染していることに気づかない場合も多く、そのまま放置してしまい、前立腺炎を引き起こし、排尿時の痛みや下腹部の痛みを呈することがあります。そして精巣上体炎なども引き起こし、精巣(睾丸)が腫れたり、発熱することもあります。.